バイクの醍醐味というものの一つにバイクに乗ることでしか感じられない体感が大きいと僕は思います。
バイクに乗っていると体から伝わる振動や熱で多くのことがわかります。
道路を走れば小さな段差や石や道路の舗装などリアルにバイクを通して感じることができます。
またエンジンの音やギアチェンジの時の音などで機械をより身近に感じます。
ギアをあげる時のクラッチの感覚やすこしづつクラッチを離しエンジンの力がスピードに変わっていく感覚など様々です。
バイク好きににはその一つ一つがたまらないのではないでしょうか。
マニュアルのバイクの運転になってくると右手はアクセルとブレーキ左手にクラッチ、右足がギア、左足は後輪ブレーキと両手両足が別の動きをすることも魅力の一つなのではないでしょうか。
アクセルを握りながら半クラで調節しながらギアを上げてゆき加速する、減速ではエンジンブレーキを使いながら後輪前輪ブレーキをかけるなど、本当に全身を使います。
体を使って重心をずらしてバランスをとりますから文字どうり一体とならなければ乗りこなせません。
そこが誰もが熱中する魅力の一つなのではないでしょうか。
もちろん自動車教習所で免許を取得しても本当の意味で乗りこなせる時というのはずっと先のような気がします。
そして乗れば乗るほど愛着とともに技術や自分流の使い方を身につけていきます。
磨けば磨くほどバイクというものに距離が縮まるような魅力がバイク好き達を虜にしていくのではないでしょうか。